弊社日本ソーラーパワーは、情報通信建設企業の日本コムシスのグループ企業であり、住宅用太陽光発電分野の日本最大手である日本エコシステムの「公共・産業用部門」が独立して発足した企業です。従来の事業である太陽光発電の工事事業にくわえ、新たな柱として、施工済太陽光発電所の売却支援事業に取り組み、産業・公共用太陽光発電のライフサイクルにこたえる総合的なコンシェルジェへと飛躍しようとしています。
事業の概要、市場の現状、売却にあたってのポイントなどを、ソーラー事業本部の営業部部長をつとめる矢谷と、豊富な取引経験を持つアドバイザー辻に聞いてみました。

日本ソーラーパワー
ソーラー事業本部 営業部
部長 矢谷 剛
日本ソーラーパワー
ソーラー事業本部
アドバイザー 辻 正雄

海外も注目。加熱する中古太陽光発電マーケット

Q
売却支援事業が立ち上がって1年半になりますが、いま売買マーケットの現状は?
矢谷氏
中古市場は活況です。特に増えているのが海外からの問い合わせです。日本の太陽光発電事業は20年間固定で利回りが高く、長期に安定しています。そのためきわめて優秀な資産として、投資家だけでなく、投資機関、金融機関、不動産会社など世界中から注目を集めています。新規事業参入も少なくなっていく状況を考えると、売却を考えておられる事業者様にとって、現在は「超・売り手市場」と言えるでしょう。
Q
では一方、売り手側のトレンドはいかがでしょうか?
矢谷氏
固定買い取り価格制度が始まってまだ3年ということもあり、売却を考える理由が見当たらない。また売り手と買い手の評価の差、価格差が大きいというのが現状です。

売却という戦略を選択するケースはこれから増加する

Q
実際にこんな場合は、売却も選択肢として考慮すべきという例はありますか。
辻 氏
実際に全国を回ってみると、稼働年数が増えていくにつれて、潜在的な問題のある物件はほころびや不具合、予想外の事態に見舞われるケースが増えてきています。
たとえば、
●予想よりはるかにトラブルが多く、メンテナンスや交換など想定外のコストが収益を圧迫してしまう。
●パネルの発電性能の経年劣化、5年に1回のパワコンのメンテナンス、環境の整備など、シミュレーションが甘かった。
●地盤調査、造成、架台の設置などが甘く、傾き、沈下、崩落などで補強工事などが必要になった。
などです。
たとえばですが、必ず何枚かのパネルが割れているのが発見されて、なんだろうと思って監視すると、カラスが空から石を落として遊んでいた、という例もあります。パネルの交換費用やその間の損失を考えると、収益シミュレーションにかなりの変化が出てきます。
矢谷氏
経営戦略上、資産の入れ換えを行いたい、BSを軽くしたい。あるいは設備投資のために早期にキャッシュ化したい。また、本業回帰というか事業の選択と集中の面から売却を選択されるという、ポジティブな姿勢での売却ケースも増えていくだろうと予想しています。

資産価値を下げない日常の取り組みが、売却時の決め手

Q
この発電所を本当に20年間持ち続けるのか、と長期的に考えた場合、売却の選択肢は常に考慮しておくべきなのですね。ではオーナー様はいずれ来る売却や査定の時にそなえてふだんから何をしておくべきでしょうか?
矢谷氏
売却を視野に入れられているオーナー様は一度、保証について確認されることをお勧めします。たとえばパネルの保証について売却しようと思ってよく読み込んでみたところ、転売したら保証できないと記載してあった例もあります。パワコンは日本製品だと1年、海外製品は5年が多いなど、いざという時の保証はどうなっているのか、はっきり確認しておかれる必要があります。
辻氏
将来、O&M(運用と保守)が法律で厳しく規定されていく可能性があります。そうするとランニングコストがさらに上乗せされ、あらかじめO&M を組み込んでいない発電所は収益プランを大幅に書き換えないといけないでしょう。では、その前に売却した方がいい、と考えるお客様も増えてくるだろうと予想しています。
矢谷氏
設備や部材は、日に日に価値は落ちていきますし、故障をするものだと認識しておくことも大切です。ですので、やはり普段のO&M(運用と保守)が大切ですね。
辻氏
20年はフリーメンテナンスと思ってらっしゃる方も多いのですが、パワコンは海外製品は5年保証ですが、日本製品は1年保証が多いなど、いざという時の保証はどうなっているのか、はっきり確認しておくことも高く売るための基本です。
辻氏
もうひとつトピックスとして、O&M(運用と保守)が法律で義務づけられます。そうするとランニングコストがさらに上乗せされ、あらかじめO&M を組み込んでいない発電所は収益プランを大幅に書き換えないといけないでしょう。では、その前に売却した方がいい、と考えるお客様も増えてくるだろうと予想しています。

O&Mで資産価値を高めるコンシェルジュ 日本ソーラーパワー

矢谷氏
日本ソーラーパワーは建設・工事のエキスパートでもありますので、O&Mを含め、 (発電所を)つくる、(収益を)生む、(資産を)売却するという、太陽光発電所のライフサイクルにおけるあらゆるご要望にお応えするコンシェルジュとして、お客様を支援しようと取り組んでおります。
辻氏
資産価値の向上という面では当社のノウハウを用いれば、たとえば新型の高効率パワコンを導入することによって発電効率を高めたり、電気設計を検討して、分散配置などの工夫をすることによって発電効率を高めたりなど、既存の発電所の価値を高めていくことも可能です。あらゆるフェーズでご相談をいただければ、さまざまな力添えができると確信しております。
また認可を取得したものの、何かの理由で建設に取りかかれず、このままでは、権利が消えてしまうという事業者様がいらっしゃれば、私どもがきちんと高収益の発電所に仕上げ、価値を高めたうえで売却のお取引まで成立させる。そんな支援も日本ソーラーパワーなら可能です。
矢谷氏
林地開発や調整区域の問題など、技術的なトラブルであれば、弊社のこれまでのノウハウにより解決できるものと考えております。中古太陽光発電売買という若いマーケットですが、これを皆様が安心して取り組める成熟した市場に変えていくために、「太陽光発電のコンシェルジュ」としてお客様のために貢献してまいります。なんなりとご相談ください。